電動もほどほどにと思う

車スライドドア:開く時に頭挟まれ男児けが

記事によると開いていく電動スライドドアの内側とボディの隙間に引き込まれるよう子供の頭が入っていったようです。

単に怪我とあるだけなので、大きなことにはなっていないのだろうと思うのですが、それでも恐いことだなと思います。

なんといいますか、
ボタン一つでドアが動いていく快適さと、ひょっとしたら挟まれてしまうかもしれないと云う危険性。
どちらを重視するかという天秤に掛けた場合、そこまで快適さを求める必要があるのかと思います。

ついでに書きますと、メーカーも他社と商品を差別化するために、電動をはじめ、様々な付加価値をつけた商品を提供しようとしますし、購入する方も、手動と電動なら、電動の方がいいのではないかと思いがちなようですが、仕事柄、いろんなメーカーのカタログを読んで、ん・・・、そこまで提供しなくても、そこまで期待しなくてもいいのではないかと、そんな気がします。

例えば電動の格納ドアミラー、便利は便利ですけど、無くても済む。手でがしゃっと押せば済むこと。
電動と云うだけで、なにか手動よりも上等という気がしてしまう。もちろん、値段が高いという意味では上等とも捉えることが出来るかもしれませんが、あくまでも差額分は電動モーター代であったり、スイッチ代だったりするわけで、その車、本来の性能とは関係ないとも考えられるわけで、ならば、電動であるということが、その車の本質について上等であるかどうかは、全くの別物です。
このように考えていきますと、一つの商品を、払ったお金の額で上等であるとかないとか、また、よい買い物をしたかどうかとかは、わからない。

商品の是非は払ったお金の金額とは関係ないということです。
お金をたくさん払うという満足感は勘違いでしかないのかもしれません。